グラフィティプロジェクト U 背景
グラフィティプロジェクトとして、あの場所に描きましたが、
後日、クリスロード商店街振興組合 様にお話を伺いに行ったところ、
まだ描いていない残りの壁面や、ガス局裏の北壁面にも描かないかとのお誘いを頂き、
一人では難しいなと、考えておりました。
そこで、改めて募集をした結果、数人から描かせて欲しいとの連絡をいただき、
描いてもらうことにしました。
ここで、私が描いた壁面の見取り図を。
クリスロード振興組合様のお話によると、この壁面は“タグ”が絶えず、
私が許可をお願いにあがった時も、塗りつぶしたすぐ後に描かれてしまい、
頭を痛めていたそうです。
今回、私が描いた直後も“□△×”というタグのボムがされています。
バイクの絵は、本当はクリスロード主催のイベントで、
ライターがこの壁全面を描く予定だったのですが、急遽時間がなくなり、
バイクのみを残して東京に帰ってしまったそうです。
今回、描いて頂く方々は、本HPや、制作中に声をかけてもらい知り合った方々です。
当初、バイクの左側と柵の下のスペースに描いてもらうつもりでしたが、
途中で変更になりました。
その話は、また後に書きましょう。
そして、問題の北壁面。
こちらは10年ほど前のグラフィティになるそうです。
私個人としては、スプレー缶やDJのグラフィティは微笑ましくて好きなのですが、
下地のない壁面(コンクリートブロック塀)に直接描いているので色が綺麗に発色しないこと、
10年の雨風にさらされ色落ちしていること
ボムが絶えず壁が汚いこと、
付近に駐輪場が少ない為、自転車置き場となってしまっていること、
そして、本研究の冒頭でも挙げた“荒廃したイメージを植えつけてしまっていること”
などのマイナス要素を多く含み、クリスロード商店街様はこちらにも
非常に悩んでらっしゃいました。
そこで、こちらも今回『グラフィティプロジェクトU』として
上から描くことにしました。
以上が今回の背景になります。
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