お詫び と 訂正・補足


 2005年3月3日、グラフィティ・ライターの意志を、ある青年が伝えに来てくれました。


 その中で、本研究をWEB上に公開するに当たって、一部適切でない表現や

 仙台におけるグラフィティ文化、グラフィティ・ライター、またはそれに準じる方々に

 不快感を与えるような表現をしてしまっていること、

 また仙台のグラフィティ文化を語る上で、言葉と調査が足りないことをご指摘頂きました。


 心から反省と謝罪を述べさせていただきます。

 誠に申し訳ございませんでした。


 実際に行動に起こさなければライターとの接触が取れなかったとはいえ、

 ヒアリングの少なさと、想像上の自分勝手な解釈を交えての論述は

 多分に私の主観が入るものであり、不快感や誤解を与えてしまいました。

 改めて、今後細心の注意を払って、この研究に真摯な態度で取り組み、

 グラフィティ・ライターと、一般の方々双方のご理解をいただけるよう、

 反省の意味を込めて行動として、

 より良いものを作っていく所存ですので、けして悪意に取らないで頂きたいです。



 以下に訂正箇所を挙げます。(他コンテンツ文中の訂正箇所は緑字で訂正しております。)


対応 掲載ページ 訂正内容 ()内は理由
訂正 index 作者はグラフィティをアート思考のものとして捉えています。

 ↓

作者はグラフィティにはアートとして評価できるものも
十分に存在している
と捉えています。

(研究者としての、私個人の認識を明示していませんでした)
訂正 2.本研究の意図
;用語説明
タグ;仙台のグラフィティカルチャーにおいて95%以上が
この形である。

 ↓

本研究中で調査したグラフィティにおいて
調査範囲内に限って言えば95%以上がこの形である。

(但し、この数字はあくまでも調査範囲中の話であり、
 仙台のグラフィティ文化全体のように取れるように
 以前に掲載していたことを訂正致します。)
訂正 同上 スローアップ;
仙台にはほとんど見ることはできなく、レベルも低い為、
本研究ではタグの延長としてタグの中に数えている。

 ↓

調査範囲内にはほとんど見ることはできない程数が少ない為、
本研究ではタグの延長としてタグの中に数えている。

(何を持ってしてレベルの高低をつけることができるのか、
 を憶測で判断し不適切な表現でありました。)
補足 同上 ボム;街中に出て行ってグラフィティを書きなぐること。

 ↓

街中に出て行ってグラフィティを書きなぐること。
一般にボムは「爆撃」の意味から、非合法にグラフィティを描くことを
指す場合が多い。許可を得た場合の行為に関してはあまり使用されない。


(ご指摘から判明しました。)
削除

補足
同上 ワイルドスタイル;
仙台のタグにはワイルドスタイルを意識したものも多いが、
ほぼ読めないのでアピールにはセンスと技術が要る。
『説明写真』

 ↓

削除させていただきます。

(ワイルドスタイルはピースにのみ適用される言葉でタグには適用できません。
ご指摘から判明しました。)

一文字一文字に複雑な装飾を施したものを一般に指す。

(ご指摘から判明しました。)
補足 3.調査内容
;調査結果
・“タグ”を継続して描き続けている者(集団?)は、20未満くらいに限られてくる

 ↓

・“タグ”を継続して描き続けている者(集団?)は、20人(集団)未満くらいに限られてくる

(年齢と誤解される、とご指摘頂きました。)
訂正 5.グラフィティプロジェクト
;現状と作者の考え
『クリスロード北側写真』

これは先述した「クリスロード商店街駐車場」 の西壁面になります。
ピースと呼ぶに相応しい大きなグラフィティ群が見て取れます。

 ↓

中の瀬橋下・ピース写真

こちらは中の瀬橋下で描かれたグラフィティになります。

(先日まで、クリスロード商店街 北壁面の写真を掲載しておりましたが、
『仙台におけるグラフィティの実力はこの程度なのかと思われてしまう』との指摘を頂き、
調査範囲中のものではありませんが、「仙台の」という言葉が広く仙台市付近一般に
適用された場合を考えると、不適切な比較であったとして、差し替えさせていただきました。)
削除 同上 真にグラフィティを命がけで描いている先人達や、
海外の著名ライターに言わせれば、
警察と命がけで渡り合って、迷惑をかけることがグラフィティだ、という考えの人もいるでしょう。

 ↓

削除させていただきます。

ヒアリングもなしに、本を読んで得た海外の特殊な事例を憶測とともに比較に挙げ、
あたかも仙台にもその文化が横行するようにも取れ、不適切な表現でした。)
5.グラフィティプロジェクト
;過程
都市の景観に あまりに奇抜なものや、性的表現を 含むものは 描きたくありません。

 ↓

都市の景観に あまりに奇抜なものや、稚拙な性的表現は 描くべきではありません

(公衆道徳上、現在の日本社会において性的表現を含むものが受け入れられるかは、
疑問であったので、こう表記しておりましたが、芸術として捉えた場合、
「性的表現を綺麗に、道徳からはみ出さず表現する可能性もある。
芸術に対しての冒涜だ」とのご意見を頂き、
確かに自分の画力の低さと、題材決定を混同していた感は否めないので訂正いたしました。)
5.グラフィティプロジェクト
;過程2
ボムに行ってきました。

 ↓

描きに行ってきました。

(許可を得ているため。)
5.グラフィティプロジェクト
;過程2〜7
本日の戦利品

 ↓

本日の出来事

(ユーモアとして言葉を選んでいましたが、
内容としてマイナスイメージのものも多く、
グラフィティ理解に悪影響を及ぼす恐れがあり、訂正いたしました。
5.グラフィティプロジェクト
;過程8
金字塔

 ↓

保留のため削除させていただきます。

(曖昧かつ誤りのある点が多く、研究として未熟であるのに、
『金字塔』というグラフィティの象徴になりかねない言葉を使用すべきでない
とのご指摘を頂きました。
グラフィティが街に入ってゆく段階の第一歩として本研究を捉えていただければ
幸いですが、後に仙台のグラフィティを大きく認知させる可能性も十分に
本研究には秘められていると自負していますので、
今後の努力次第で、あの絵のみではなく、あの上に更に高品質な絵が
描かれたり、プロジェクトが成功するに従って『金字塔』に昇華させたいと考えております。)

 

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